福井県の東尋坊温泉への一泊旅行が４月２０〜２１日に開催されました。私は退職後初めての旅行であり、期待に胸を膨らませて行ってきました。
　初日は曇り空ながら雨に降られることもなく快適な旅でした。トイレ付の貸し切りバスで京橋を出発して名神・北陸道を経て福井県に入り、越前市の「越前そばの里」で、そば工場を見学して名物の「おろしそば」をいただきました。次に勝山市の恐竜博物館を見学しました。福井では恐竜の骨や化石が数多く発見されているとのことで、ここでは恐竜の全身骨格や動いて吠える模型のジオラマ展示などの他、爬虫類、魚類、哺乳類など生物全般の歴史が展示されており、楽しく学べる博物館でした。
　宿泊は東尋坊温泉の「三国観光ホテル」で、宴会は藤井副会長の乾杯の発声で始まり、北陸の海の幸を肴にお酒が進むと、岩口さんの詩吟を皮切りにカラオケ大会となり、大先輩の皆さんの演歌などで盛り上がりました。近藤さんの中締めでお開きとなり、宴席は二次会へと移り、昔話に花が咲き楽しいひとときを夜中まで過ごすことができました。
　翌日は、あいにくの小雨まじりの曇り空でしたが福井県内の各地を巡りました。まず宿のすぐ近くの東尋坊を訪れ、切り立った断崖絶壁に圧倒させられました。次に福井市の福井県立歴史博物館を見学しました。ここでは福井の石器時代からの歴史を観ることができ、昭和のコーナーでは昭和３０年代の街並みが再現されていました。当時の生活用品や電化製品などが展示されており、子供の頃の記憶がよみがえり懐かしく思いました。最後に敦賀市の氣比神宮を参拝しました。鳥居は重要文化財に指定されており、日本三大木造鳥居の一つであるとのことです。境内には湧き水が出ており「長命水」と呼ばれています。この水を飲むと長生きできると云われており、長寿を祈願して帰路につきました。バス車中ではビンゴゲームで盛り上がりながら、事故もなく全員無事に戻ってきました。
　期待通り大変楽しい旅行でした。来年も是非とも参加したいと思っています。最後になりましたが、旅行を企画・運営していただいた幹事の皆さんとニューワールドツーリストの竹本さん、軽妙なおしゃべりで楽しませていただいた日本交通の田原さん、および安全運転をしていただいた堀部さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。