大阪地区 春季リクリエーション
 
 平成23年(2011年)4月17日(日)〜18日(月) 記:岡澤敏貴
 恒例の一泊旅行は40名の会員が参加し、京都の北部、天の橋立・宮津・舞鶴・美山の里を旅しました。
早朝9時に快晴の大阪を出発、一路最初の目的地、日本三景の一つ天の橋立へ。宮津湾の砂洲に生えた延長3キロメートルの白砂の松林を散策、そして文殊菩薩で有名な智恩寺を参拝し余生への知恵を授かりました。その後、天の橋立を見下ろす山中の成相寺を訪ね、身代わり観音菩薩に願い事の成就をお頼みし、山頂の展望台からは、待望の“股のぞき”。逆さまの天の橋立の松並木は正に一幅の絵画でした。大阪では既に散っていた桜も当地では真っ盛り、夜は宮津ロイヤルホテルの“湯らゆら温泉”で疲れを癒し、宴会とカラオケで懇親会は最高潮、二次会は真夜中まで続きました。 開宴に先立ち、今回の東日本大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げ、大村副会長から被災者に対し義援金の呼びかけがあり全員賛同しました。
 翌日は、早朝から江戸時代から続く地元の酒蔵見学。甘口と辛口の造り方を学びと、早速利き酒を楽しみましたが昨夜飲み過ぎた性か、甘・辛の区別がつかない人が沢山いました。そして舞鶴の町へ。満開の桜咲く舞鶴引揚記念館では第二次世界大戦後、旧ソ連へ連れて行かれた日本兵の辛い抑留生活や戦後の引揚者の史実を知り、湾内の引揚げ桟橋を見下ろす丘には“異国の丘”の歌碑と“岸壁の母”の曲が流れ、戦争の悲惨さに胸を詰まらせ、目に涙する会員もいました。
 最後の目的地は、関西の白川郷と言われる“美山かやぶきの里”。車窓から桜咲く由良川の清流を眺め、杉・檜の木立の間を上流に向かっていくとそこは正に山間のユートピア。50戸の村には38棟のかやぶき屋根があり、村の人々は周りの田畑山野から四季の恵みを受けて囲炉裏を囲む昔の暮らしを今再び新しい形で取り戻して居られます。そして参加者全員は思い切り春の香りとオゾンを吸って帰路の大阪に向かいました。
 バスが走り出した途端になんと天気が急変、激しい雨脚となりました。車中は早速最後の小宴、すると誰か曰く“我々はついてるなー”、“そら日ごろの行いがええもんばかりやからなー”と。
予定通り無事に大阪に戻り、再会を楽しみにして三々五々家路につきました。
※東日本大震災への義援金にご協力ありがとうございました。
下記の各項目をクリックすれば写真が見れます
 1.バスの中
 2.智恩寺・廻旋橋・昼食
 3.成相寺・天橋立ワイナリー
 4.宴会
 5.カラオケ
 6.2次会
 7.舞鶴引揚記念館・ハクレイ酒造
 8.かやぶきの里(美山)

文殊菩薩の智恩寺

宮津ロイヤルホテル
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表題(春の一泊旅行)
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